ウイルス対策とホームページ運営
|   | せんせい、本当にコンピューターウイルスなんてあるんですか? | 
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              うむ、ウヨウヨいるぞ。ほぼ毎日ウイルスメールが飛んでくる。感染しているかどうか不安な人はオンラインでスキャンできるので試してみよう。 | 
|   | 毎日ですか。でも僕は感染したことないんですけど? | 
|   | インターネットを初めて日が浅かったり、メールアドレスを公開していなければ意外と飛んでこないよな。しかし自分のホームページを持っていると、いつかは必ずウイルスメールが飛んでくると思っておくこと。 | 
|   | うぁ、怖いですね。ウイルスに感染すると、どうなっちゃうんでしょう? | 
|   | フフ。今日は特別に感染しちゃったゲストをお迎えしている。話を聞いてみよう。 | 
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              まさかあんな事になるとは思ってませんでした。コンピューターウイルスの事は話に聞いていましたけど、自分が感染するなんて考えてなかったんです。 | 
|   | うあぁ、なんか実感がこもってて怖いです! | 
|   | インターネットを通して感染するコンピューターウイルスの怖いところは、自分だけではなくて他の人にも迷惑をかけてしまうという事。症状も色々あって、パソコンを壊すものから潜伏してウイルスをバラまくものまで、とっても多彩だ。 | 
|   | どうすれば感染しないように出来ますか? | 
|   | ここで対策と、感染してしまった時の対策を書いておく。ホームページを持ってる人は必ず目を通して欲しい。 | 
ウイルス対策
OSを常に最新にしておく
      |   | まず対策を話す前にコンピューターウイルスがどうして感染するのか知っておこう。パソコンのOS(WINDOWSやMAC他)やメーラーはウイルスなど悪意のあるプログラムが実行できないように設計されているはずだった。しかしプログラマーも人の子だ、予想しないミスも発生する。そのミスを利用してウイルスが感染するのだ。 | 
|   | ということは、そのミスを修正すればいいんですよね? | 
|   | その通り。プログラムのミスの部分をバグと呼び、セキュリティーに関係したバグをセキュリティーホールと一般的に呼ぶ。バグが発覚すると、WINDOWSを作っているマイクロソフトという会社は、バグを直すための修正プログラムを作って配布する。これをアップデート(最新にする)という。 | 
|   | つまり、この修正プログラムを早く手に入れておけば感染しないわけですね。 | 
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              そういうこと。WINDOWSを使っている人は「スタート→WindowsUpdate」を実行するか↓から最新の修正ファイルを取得しとこう。これだけでも、かなりの効果がある。 | 
        怪しげなメールの添付ファイルは開かない
      
      |   | ウイルスはメールから感染するタイプが多いので、知らない人からのメールは開かないようにする。HTML形式で送受信している場合はテキスト形式にしておく。 | 
|   | テキスト形式というと? | 
|   | WINDOWS標準のアウトルック系メーラーを使っている場合、自分で設定を変えない限りHTML形式のメールを作る設定になっている。HTML形式だとセキュリティーホールをついたプログラムが自動実行されることがあるのだ。 | 
|   | うぁ、そうなんですか。HTMLメールって画像も送れたりして好きなんだけどなぁ。 | 
|   | 勝手に実行されるという事は少なくなったが、古いアウトルックを使っていたりするとウイルスメールを受信した時に即感染ということもありえる。HTMLメール自体は好きなのだがな。心配な人は、オプションからHTML形式をテキスト形式に変えておくこと。 | 
|   | 怪しいメールやファイルは開かないようにします。 | 
|   | ひとつ注意点。知り合いからウイルスメールが届いたとしても、その人が感染しているとは限らない。ウイルスは他人のメールアドレスを拝借することもあるので、いきなり相手に逆切れメールを送らないように。まずは確認から。 | 
        ウイルス対策ソフトを使う
      
      |   | 次にウイルス対策ソフトを買っておく。有料だけど、絶対に買ったほうがいい。ウイルス対策ソフトは、ホームページを見たりメールを受け取った時に、ウイルス感染の可能性があれば警告してくれる。また簡単な操作でウイルスを削除してくれる。最近のパソコンであれば、最初から付いている場合も多い。 | 
|   | 対策ソフトを買えば、完全に感染しないようになるんですか? | 
|   | 完全とは言えない。なぜかというと、最新のウイルスに対応していない場合があるのだ。対策ソフトの会社は、ウイルス情報をいち早く収集して対策ファイルを配布している。これもOSといっしょで、常に新しくしておくこと。 | 
|   | ウイルス対策ソフトも最新にしておけば安心ですね。 | 
        
        ウイルスに感染した時の対処
      
      |   | ウイルス対策は万全でも、感染しちゃう時はあるんですよね。感染したらどうしましょう? | 
|   | まず他の人へ感染しないように、インターネット環境から切り離す。モデムやLANケーブルなどをパソコンから外すこと。ホームページから感染するタイプなら、サーバー上の自分のファイルを全て消すこと。 | 
|   | 感染ルートを塞いじゃうわけですね。 | 
|   | うむ、次にウイルス対策ソフトを使ってパソコンの中のウイルスを削除する。 | 
|   | 持ってない場合はどうすればいいですか? | 
|   | 買え!今すぐ、パソコン屋さんに走れ! | 
|   | えー、お金ないですよ! | 
|   | 実際のところ、情報が出回っているウイルスなら検索エンジンで対処方法は見つかることが多い。ただし情報を探している間にもウイルスが感染していく可能性があることを忘れてはいけない。探した情報は忘れないようにデスクトップにでも保存して、インターネット環境から切りはなそう。対処方法を見つけても、WINDOWSならレジストリをイジる場合が多いので、パソコンに詳しくない人には正直オススメできない。 | 
|   | じゃぁ、ウイルス対策ソフトで対処するのがいいんですね。 | 
|   | うむ。対策ソフトならウイルスを削除できる場合が多いから、まずソフトで試すこと。ウイルスが削除しきれない場合は、WINDOWSの再インストールだな。これが一番確実。 | 
|   | 再インストールですか、大変そうですね。 | 
|   | 感染したちゃった時は、すでに手遅れだから割り切って行動すること。ごく稀にOSを再インストールしても削除できない場合がある。この場合はパソコンの買い替えだな・・。ウイルスを全て削除できたと確信したら、知り合いやアドレスブックに登録してある人へ感染してないか連絡をする。もし知り合いも感染していたら、削除方法を伝えて同じくインターネット環境から切り離してもらうこと。 | 
|   | 感染しないことが一番ってことですね。 | 
|   | 最後にウイルス関係に詳しいサイトを紹介。見ておくように。 | 
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              ウイルスの知識 | 
              ウイルスデータベース | 

