エクセル(CSV)からhtmlの書き出し
注意:中級者向けのツールです。
趣味であれ仕事であれ、エクセルでデータを管理している人は多いはず。それらのデータを簡単にHTMLのページとして表示するにはどうしたらいいだろう?
一番簡単なのは、もちろんエクセルで保存する時にHTML形式を選べばいい。簡単だけども、出来上がったHTMLは見た目もイマイチだし、ソースもごちゃごちゃしてる。表をそのまま書き出すだけなので好きなレイアウトにするのは難しい。
PerlやPHPを使って自分でプログラミングできる人なら、WEB上でデータベースと連動させて管理する方法を思いつくかもしれない。しかしながら、プログラミングの習得はそれなりに経験も必要ないので、ツールを使って簡単にHTMLに書き出してみよう。
bpTranを使ってHTMLページを書き出す
bpTranというツールを使います。bpTranを使って幸せになれる人は次のとおり。
- データをエクセル(又はCSV形式)で管理している
- データの数が多い
- 自分の好きなレイアウトで書き出したい(自分でつくりたい)
- データを元に複数のHTMLページを一括で書き出したい
bpTranをダウンロードするとサンプルファイルが入っているので、それで練習してみよう。仕組みは簡単で、CSVから読み込んだデータをHTMLの雛形データに代入、HTMLファイル化します。
CSV形式とは、データの区切りに「 , 」や「TAB空白」使って保存する形式のこと。CSV形式は、異なるソフト・データベースでデータをやり取りする際に利用される一般的なファイル形式のです。エクセル以外でもCSV形式で出力できるソフトが多数あります。
例えば、本のレビューや値段、著者なんかをエクセルで管理している人なら、データが1000や10000ぐらいあっても簡単にHTMLのページに書き出すことができます。他にもオンラインショップの商品ページを作るだとか、リンク集の管理だとか使い方はいろいろ。
余談ながら、このツールで徹夜予定だった作業が2時間ほどで終了したWEBデザイナーっぽい人も多数いるとかいないとか。フリーなのが不思議なくらい便利なツールであります。