「今までの話を聞いてると、あんり性能のいいパソコンじゃなくてもいいのかな?」ここまでのCPUメモリーHDDの話を聞いて、友人は少し混乱気味です。

「いやいや、基本的な話だけど性能が良いほうが長くは使えるから、性能は大事だよ。だけども、性能なんてのは1年2年すれば変わってくるんだし、目的に合わせて選んだほうが選びやすいんじゃないかな。」

「んー、だけど仕事で使ったりはするけども、他にこれと言った目的はないんだよね。他に選び方のコツってないの?」

「そういう場合ね、こういう選び方もあるよ」

サポートの良し悪し

パソコンを使っていると、分らないことがたくさん出てきます。これはパソコンに詳しい人でも同じことで、そういう時に解決できる道があるかないかで考えてみます。

大手パソコンメーカーならば、必ずと言っていいほど「お客様サポート」の窓口があります。まずは、電話できるサポート窓口があるのかないのか必ず調べておきましょう。もし、買いたい機種があるなら、その機種について電話で問い合わせてみるのも手です。電話してみれば、信頼できそうかどうか感覚でわかりますので、手間を惜しまない人はお試しください。

次にメーカーのホームページを見に行きます。そこで、メーカーが販売しているパソコンの詳細な情報が有るのか無いのかも見ておきたいものです。ここで言う詳細な情報とはパソコンの性能とかではなくて、トラブルの解決方法や関連情報が豊富にあるかです。

小さなメーカーでもパソコンの性能自体は、それほど変わりませんがサポートの良し悪しはかなり違ってきますので、パソコン初心者な方はサポートを重視して買うのが賢い買い方というものです。

バックアップの準備

先のHDDのページでも書きましたが、仕事でもパソコンを使う場合はバックアップが出来るような仕組みのパソコンを選ぶのが大事です。普通はHDDにデータを保存して、バックアップは取らない使い方をしている人が多いのではないでしょうか?想像してみてください。仕事関係のメールや書類がなくなってしまった時のことを。

と言っても難しいことではありません。今ではDVD-Rなどの記憶装置がついている事が多いですから、こまめにデータを保存していけば良いだけです。バックアップが大切だなと思った人は、できることなら内臓型ではなくて、持ち運びのできるタイプの記憶装置を買っておきましょう。パソコンを修理に出すときなんかでも、持ち運びできるタイプなら代用のパソコンを使って仕事を続けられます。

持ち運びできるタイプのバックアップできる記憶装置は、大きなデータなら外付けのDVD-Rを。書類などの比較的小さいデータならUSBメモリーが便利です。

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